徒然なるままに

とある声優オタクの備忘録

水樹奈々さんのオタクが宮野真守さんの単独ライブに初めて行った話

タイトル通り。

辺境の声優オタク雑記ブログに需要があるかどうかは分かないけど、オタクポエム書きたくなったので自分のために書き残します。

 

前提として、私は根っからの水樹奈々さんのファンで、日々奈々さんへの愛を叫んでいるタイプのオタクです。宮野真守さんに関しては、とっっっってもにわかな感覚の持ち主なのでファンの方からするとその認識はどうなんだ?みたいな記述があったらゴメンナサイ!

 

そんな私がなぜ、宮野さんのライブに参加することになったのか。

それは、どうあっても切り離せない水樹奈々さんと宮野真守さんの「師弟関係」があるからです。そこらへんの話は両者のファンならだいたい知ってる話だし、ここに書くまでもないことなので割愛。

私は常日頃、お二人のことを「太陽属性」などと呼んだりしている。精神性がきっと近いであろうと思っているからこそ、「いつか」は現地(ライブ)を踏まねばという使命感にも似た思いが。

 

正直、参加しようと思ったのは4年ぐらい前からで、私がちょうど奈々さんライブに参加しだしたのとそんなに変わらなかった気がする。ただ、オタク的モチベーションの違いから「ファンクラブに入らず」・「近場」でという条件になるとホール公演しかなくプレイガイドに振られ続けていた。

余談になるけど、「ちょっと興味を持った」ぐらいのゆるいオタクが簡単に足を踏み入れることが出来ないのって機会損失だよね…私ファンクラブに入ってるから連番枠どうぞ!って言ってくれる知り合いも居ない場合、ますます参加から足が遠のく。そんな自分の経験から、ちょっとでも興味ありそうな人はガンガン誘って現場に足を踏み入れてもらおうとするのが私のスタイルになりつつある。好きな人を布教するって楽しいし、興味を持ってもらえて、あわよくば好き!って言ってもらえるのって幸せだよね〜

 

そんな紆余曲折あって、やっと2019年にして宮野さん単独ライブ初参加となったわけです(前提が長い)

ちなみに、うたプリのライブ(通称プリライ)でキャラクターソングを披露する姿は生で見たことがあるし、キンスパ2018に参加して単独のアーティストとしての姿も見ている。楽曲は、うたプリ主題歌は一通り、近年のシングル・アルバムはざっくり聞いてる程度。でも、Descovery発売時(というかアーティストデビュー当時)のことは覚えてるとかいう変なタイプのオタク。

 

ちなみに、BLAZING!参加は岡山①と千秋楽LVのみ。

たった2公演で何が語れるよ?って話だけど、興奮が収まらないので書きたい。

まず、現地参加が叶った岡山①に関して。

一般チケットホール最後列だったけど、ホール公演最高〜〜〜!

ギュッっと詰まったあの距離感、最後列でも全然見えるじゃん。双眼鏡使うとなおのこと良し。あと、全通目指している系の強めなオタクたちも一般席ホール公演には潜んでいるのでファンの密度がめちゃくちゃ濃い(経験談

まず、驚いたのがホール公演での映像演出!これはマジのマジで大興奮の迫力だった。

今まで見たホール公演で一番演出がド派手に見えて見応えあったなぁ。

横アリでも変わらぬ映像演出で、逆にこれをホールに持ってこれるのがすごい。

奈々さんの2017ライブ、LIVE ZIPANGUの映像演出もかなり凝ってて好きなんだけど、それともまた違うテイストの映像演出の豪華さ。モニターの大きさが不揃いでそれがうまいこと映像として繋がってて、開幕ムービーからパリン!とガラス割れ演出で始まるのもカッコよかったな。

開幕ムービー、SFじゃん!スゲー!!!って思って。アクションとかモーションド派手だとこういう映像になるんですね!

という興奮を表しているのも、宮野さんBLAZING!ホール公演と奈々さんLIVE EXPRESSホール公演を体感しているからこそ。

奈々さんのホール公演だと、モニターが設置されていない場合もある。バックバンドの人数の多さとか、明確な違いみたいなものも感じた。

宮野さんのライブフォーマンスが視覚に訴えかけるエンタメなら、奈々さんは聴覚に訴えかけるライブフォーマンスなのかなぁと。

宮野さんの開幕キレッキレのダンス(と、おまけにあのロングジャケット衣装)で、うわ〜〜〜脚長っっっ!とただただ圧倒されるような感じ。映像演出とダンスパフォーマンスでとにかく引きつける引きつける。これは好きになっちゃう。腹チラとか胸元ガバーがもう堪らんかった黄色い声出ちゃう。私、声優としての宮野さんの声が刺さることが多いので(一ノ瀬トキヤ√が好きで堪らない人)メッッチャええ声で岡山①の時「熱い夜を過ごしましょう」って言われた時にトキメキで死んでしまうんじゃないか?とさえ思った。アカン、危険

逆に、奈々さんに強く感じたのはやはり「歌を聴かせる」こと。ホール公演の演出がド派手じゃなくても、ホールの音響の良さを活かした声の響き、音楽を楽しむことが出来たような気がする。正直、数少ないバラードだったら目を閉じて聴きたいくらい。

それくらい、奈々さんの聴かせる歌には毎回鳥肌が立っている。

ここら辺の感覚の差に関しては、個々人で違うと思うのであくまでも私個人の感想。

 ホール最前あたりへのファンサの嵐でうらやま死してしまいそうだな〜って後方より。

Suger,Sugerで飛ばしてたの、ええな…バズーカあったし、ええな…(もうそれは望めない界隈なので)こういうことを行えるのも、ファンがお行儀よくしているからであって、当たり前のことではないので肝に命じて生きていきたい。

 

千秋楽LV

田舎LVでも満員御礼でした。満員の映画館の光景を見て、改めて宮野真守さんすごい…と思いまして。

お隣の方はなんと10代の娘さんに連れてきてもらったお母さんで、宮野さんの現場はとてもあったかくて良い場所ですね、こんな初心者の私もすごく楽しかったです〜ってほんと嬉しそうにしてたので、えかったな…と同じく現場初心者の私もしみじみ噛み締めてた。奈々さん神戸公演で隣になった50代マダムもめっちゃ弾けて楽しそうだったし、オタクに年齢の垣根なんてないよね!これからも楽しんでこ!って勇気もらったし、そんな幅広い年代の方々をも夢中にさせているのがお二方のすごいところだなぁと。

ムービングステージめっちゃ楽しそう!アリーナ後方にも頻繁に行くし、これはまさにどの席でも楽しめるを実現しているんじゃないかと。

LVもお手軽で楽しいし、大画面と最高の音響という環境で良いけど、熱量の違いがどうしてもあるからやっぱ現地行きたいな!!!

現地があまりに楽しかったからこそのLV急遽参加だったので、経験は大事。

 

奈々オタ的に驚いたことや感じたこと

開幕ムービー始まっても立たない、だと…!?(暗転してムービー始まったらとりあえず立ち上がってFuーーー!じゃない衝撃)

三曲目終わった時点でさあ、MCの時間だ!って準備してたらそうじゃない!?(あくまで奈々さん基準です)

噂のバラードコーナー、座っていいの超ありがて〜〜〜(奈々さんはバラードなんてあっても一曲!ドヤ!って感じ。楽しいけど座って鑑賞もしたいお年頃)

「バラードコーナーだけどバラードじゃない」ぼくはヒーローには笑ったw

ぼくはヒーロー、初心者でも大丈夫バリにちゃんと振り教えてくれるの親切設計すぎぃ!左パンチ!右パンチ!って教えてくれる時にオタクのオウム返しで宮野さんのツボに入ってしまってるのがやけに印象的だった。あと、出来たらめっちゃ褒めてくれる。よくできました〜って褒められるオタクとのやり取りはさながら園児と先生。

ちなみに、私小倉唯ちゃんのファンクラブにも入ってるんですけど、今年のツアーで唯ちゃんに(ご当地限定コーレスに対して)よくできました〜って褒められてよちよちされちゃったこと思い出しちゃったよね。

噂のコントムービーがマジでコントだった衝撃!しこたま笑ったし、同じもの二回見ても大爆笑だったので、ライブで大爆笑という非常に稀な体験をしてしまった感。そりゃあ、奈々さんが真似できないって言うはずですわ〜

BREAK IT!のコーレス、これは分かるぞ…!ご当地メニュー叫んだの面白かったな。千秋楽のラーメン湯切りは本当に意味わかんなくて最高だったよ。

奈々さんも男女別コールやるけど、ここでアーティストと同性のファンがそこそこいるのって嬉しくなりません?私はそういうタイプなもんで、性別の垣根越えて愛されてるんだな〜って思って元気な男子たちのぶれーきっ!を楽しんでた。

キンスパの時も思ったけど、やたらコーレス長いよね。まだやるのか!?と正直面食らったけどこれが通常運転なんだなぁ。長さ的には私は奈々さんのパワゲコールぐらいがちょうど良いなぁと思う。

次で最後の曲ですからの、さい、、、しょーーーー!!!の被せと本当に一曲目を少しやってくれるお決まり演出を知らなかったのでマジでビビってしまった。 ちなみに、私は奈々さんの楽しい時間は本当にあっという間で…次で最後の曲です→ファン一同「えーーー!」→私もだよ〜(泣)のやり取りが大好き。

EXCITING!大好きマンなので、キンスパの時もメッッチャ嬉しかったけど今回のツアーでもやってくれて非常に満足。れっつ、ぱーてぃたーいむ!なんかよくわかんないけどハイになっちゃうよね。MVの超絶パリピ感も好きで、オタクな私パリピとは無縁だけど昨年の奈々さんのLIVE ISLANDのパリピコーナーことPARTY!PARTY!でみんなでやけにハイテンションで盛り上がるの病み付きになってしまって。

EXCITING!公開された時に、あまりにパリピを感じすぎて水樹奈々楽曲におけるパリピって何かな〜って考えてPARTY!PARTY!とFun Fun★Peopleだな!って思ってたらLIVE ISLANDでまさかのパリピコーナーあってしかもその二曲が変動セトリに来た時の衝撃と私天才か!?と思って自画自賛してしまったことが記憶に新しすぎる。

まあ、そんなこんなでEXCITING!できて本当に嬉しかったです。

 

BLAZING!とEXPRESS

お二方それぞれのツアータイトル。BLAZING!って最初聞いた時にETERNAL BLAZE!?って真っ先に思ったけどオタクの早とちりだったわ…

開幕曲がFIREだし、炎演出あるしでまさにBLAZING!なんだけどツアーテーマとしては「ヒーロー」が主題というか。ヒーローってなんだろう?どうあるべきなのかetc

そういうところを出発点として、「僕がヒーローで居られるのはみんながいるから。だから、みんながヒーロー」って言われるのオタク的エモが過ぎますね。誰かにとっての「ヒーロー」という存在、それは特別なようで特別じゃなくても良いというか、まあそんな感じに受け取りました。

で、問題なのはムービー演出ですよ!敵にやられてボロボロになっていき、それでもなお自らを奮い立たせ立ち上がっていく…人はその時ー覚醒ーと呼ぶ。

青白いオーラを纏った宮野さんはまさにヒーローとして覚醒し、見事敵をやっつけるわけですが、なんと!それ見たことある〜〜〜!!!って奈々さんのヒーロー覚醒演出あるんですが…なんなら、千秋楽はAR使ってモニター上では炎を纏って歌ってた。マジで纏ってた。奈々さんのブリッジムービーも、キャプテン・マーベルで吹き替えを担当してこともあり、スーパーヒーローに憧れちゃったとかなんとか。とにかくなんでもありでめちゃめちゃすご(くて思わず笑いも出る)いので、気になった方はいずれ発売するであろう円盤で確認して欲しい。

たまたまなのか、なんなのか分からないけど、二人のそれぞれが思うヒーローの形がムービー演出に現れていたのかなぁ…

 

 

そして。冒頭に述べた「精神性」について。

ここが多分一番書きたいところなんだと思う。

宮野さんも奈々さんも、応援してくれているファンのことをすごく大切にしていると私は感じる。千秋楽LVで繰り返し「ありがとう」を述べて時には涙ぐんでた?ようにも見えた時に、エンタメとしての面白さとか歌唱力云々とか惹きつけられる要素はたくさんあるにせよ、この人を応援したい!→応援していて良かった→これからも応援したい!という気持ちになるなぁとちょっと俯瞰した立場から思えた。

だからこれだけの人が宮野さんを応援していて、好きになるんだなーと。

そういうことが身をもって分かったのはとても良い経験になった。

あと、オタク的エモはやっぱドーム公演決定じゃない!?

ソロでドーム規模を埋めることの大変さについては、割と冷静なオタクの呟きを見てそうだよな…と感じた。でも、だからこそ応援したいよね!って話です。

 

2019は(も?)奈々さんと宮野さんテレビ出演の機会が多かったし、二人で呼ばれる機会もそこそこあったと記憶しているので、どちらかのオタクでちょっとでも興味持った人は現場に足を運んで見て自分で感じ取って欲しい。もちろん、今どちらかのオタクではない人も。